公認内部監査人ひがしの受験体験談

2021年4月に公認内部監査人(CIA)となった監査人の勉強記録です。

CIA取得のメリット

資格を取得するにあたり、コストとメリットを自然に考えると思います。

 

【コスト】

・受講費:予備校を利用する際のコスト。

・教材費:勉強教材のコスト。

・受験費用:後のブログで後述しますが、CIAの受験費用はストレートで合格しても最低113,000円掛かります。

・受かるまでの雑費:勉強の際に使用したカフェ代や移動交通費など。

・時間:これも後述しますが、1~2か月でサクッと受かる試験ではないです。家族がいる場合は協力が不可欠です。

 

では、これを超えるメリットがあるのか。

 

私の場合は「YES」でした。

 

【メリット】

・勉強癖が付いた

合格するには癖が付くくらいには勉強が必須ですので、勉強が生活の一部になります。筆者は合格後は解放感よりも「勉強しない不安感」の方が大きかったです。

 

・監査業務の骨組みが分かる

監査業務については世界基準の枠組みを習いますので、「イチから仕組みを作れ」と経営者に言われても動じない知識が得られます。

 

・ビジネススキルの取得

パート3の範囲は広大ですが、一般的なビジネススキルは網羅していますので、他の資格を取得する際に有利です。

 

・会話の質の上昇

総合的な知識が付くので、相手との会話がスムーズに展開します。例えばシステムエンジニアの方と「SDLC」について会話する時などです。

 

・箔が付く

名刺に「公認内部監査人」と記載できますし、管理部系を中心に徐々に知名度は出てきているので、CIAは一目置かれます。(監査実務上、これが意外と重要だったりします。機会があればこれも後述します。)

 

 

もちろん、コストもメリットも当人の環境しだいです。

あくまで筆者はこうでした、の参考にしてくださいね。