公認内部監査人ひがしの受験体験談

2021年4月に公認内部監査人(CIA)となった監査人の勉強記録です。

CIA合格のために必要なこと

今回はCIA試験を合格するために必要な

「心構え」的なところを書こうと思います。

 

前にも書きましたが、この試験は「ちょっと受けてくるわ!」で受かる試験では無いです。

昔は「簡単だった」という話も聞きますが、今は「簡単ではない」と認識すべきでしょう。

つまり、それなりの覚悟が必要です。

 

勉強する癖が無い人はまず「勉強時間」の確保が必要です。

その為には何かを犠牲(プライベートの時間を勉強時間)にしなければなりません。

元々の知識レベルや勉強センスにもよりますが、

合格には最低でも600時間が必要と言われています。

これは1日に3.5時間毎日欠かさず勉強して、半年掛かる勉強量です。

 

私は通勤時間と土曜日を犠牲にし、勉強時間に充てました。

 

 

 

また勉強時間で気をつけておきたいのは、

1週間のプランとして良いのは「5時間×2日間」よりも「1時間×7日間」です。

 

理由は以下の通りです。

人間の脳は、新たな情報を「電気的な刺激」として受け取り、

その刺激が強ければ強いほど、脳は「必要な情報」として認識します。

この「認識」こそが長期記憶と移行していくためのキーとなります。

 

刺激を強くする方法はいくつかありますが、1番手っ取り早いのが「反復」です。

例えば、皆さんは昨日の食事を全てすぐに言えますか?おとといは?その前は?

 

言えないですよね。普通…

 

じゃあ今後1週間の朝昼晩全部カレーと牛乳にしましょう。飽きてもずっとです。

 

で、1週間後に前日の食事とその前の食事を聞かれたらどうでしょうか。

 

おそらく即答するでしょう。

「カレーと牛乳」と。

 

反復をすることで記憶は強化されます。

ですので、なるべく毎日勉強しましょう。結果的にそれが近道になります。

 

 

ところで、反復について、私は「回す」という表現が嫌いです。

いや、「ちゃんと回せ」てれば良いんですけど。

この言葉を使う人は「回せ」てない人が多い印象です(勝手w)

 

「テキストを読み込め」と言われ、「どう読み込むのか?」と詰んでる状況は、

同時期に挑戦していた人達や、他所様のブログでもたまに見かけたりしますが、

 

「テキストを記憶するくらいに読み込む」ことが本当に出来ているのか?

 

ボーーーーっとただ眺める。んで眠くなる。

一生懸命文字を追って、フーーー疲れた。なんか読んだ「気」になる。

心当たりありませんか?

 

「いやいや、数百ページあるテキストを記憶するなんて無理でしょ?」

と思う人もいるでしょうか。

 

えぇ、できますよ。やり方さえしっかりと押さえておけば。

 

少なくともCIAでは出来ました。

この話はまた次の機会に。